2013-10-03

超狭小住宅の間取りと階段-壁を付けずに視覚の効果

こんなブログを作っていると、時々テレビ局から取材の打診がある。狭小住宅の特集番組で、我が家のような10坪も無いような家を、なるほどへーと紹介したいんだそうだ。

でもたいてい取材は成立しない。なぜなら我が家はテレビ受けするほど狭く見えないから。
本当にたった9坪なんですか?そんな風には見えませんねえと言われちゃうのだ。喜んでいいのか、がっかりすべきなのか。

実際以上に広く見えるのは、階段に壁を付けずに、視界が開けるようにしたからだと思う。
前の家と今の家を較べてみればよくわかる。前の家も同じ敷地に建っていたので、広さは同じだ。間取りも各フロアひと部屋ずつで、2階がリビングというのも変わらない。
 上が前の家の階段で、下が今の家の階段。前の家は階段の左右が壁になっていて、まるで塔の中のようだった。この壁のある無しが広さの印象に与える影響は大きい。

2Fのリビングはこうなる。
こちらが前の家の2Fのリビング↓ 右側の壁の後ろが階段だ。

こちらが今の家の2Fのリビング。
階段も段を1段増やして段差を少なくし、高齢化していく私たちが上り下りしやすくなっている。


広さの印象は、人を詰め込んでみるとよくわかる。

前の家で友達が大勢来たときは、こんな風だった。テーブルと椅子を置くともういっぱいで、後ろを通るのにひと苦労だった。

今の家は階段のスペースも有効に使える。着物のクラスをやっている所。階段の上に立って、実演中~。

今の階段は、光が入るし風も抜けて本当に気持ちがいい。唯一の欠点は、冷房してもすぐ下の階に冷気が行っちゃうことだ。これは扇風機を床から天井に向けて回すのと、階段の手すりにカーテンをかけるので何とか防いでいる。

設計している頃は、この階段をさらにスケルトンにするかどうか悩んでいたんだけどね。お金はかかるし、構造にも影響するしで断念した。
しなくて良かったと思う。壁を払うだけで十分視界が開けるし、シースルー階段の家は「あのパンツ見えちゃう家」なんて言われちゃうしね。



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