2010-09-06

洗面所の床:温泉旅館風か昔の学校の廊下風か

もともと洗面所の床は、クッションフロアを貼ることにしていた。 一番安い素材だし、前の家もそうだったし、何の疑問も持っていなかった。建売だった前の家のクッションフロアは花柄でイヤだったけど、今はタイル風とか木目調とか色々な柄が選べると言う。だから選ぶのを結構楽しみにして、ショールームに出かけた。

ショールームにはたくさんのサンプルがあったけど、木目調はいかにも嘘っぽくてがっかりだった。これならいいかなと、食べるのも作るのもイタリア風が大好きなG(夫)の希望を入れて、テラコッタ風を選んでみた。これでおっけー、さ、イタリアンを食べに行こう!と帰りかけたんだけど、念のためサンプルを床に置いて、はだしになって踏んでみた。(こっそりね)
そうしたら、ぐにゃ…と嫌な感触が。あれ?クッションフロアってこんなだったかな。お風呂から出てはだしでこれ踏むのはいやだなあと思ってしまった。

せっかく他の居室にはムク材を貼るのになあ。洗面所の感触だけ「ぐにゃ」なのはなあ。どうにかもっとサラサラに気持ち良くできないだろうか…。たとえば温泉旅館の脱衣所みたいに…。
そうそう、こんな感じ、いいんじゃないの!?
これはいいアイデアだと思った。さっそくケンサクすると、 籐の床材がスーパー銭湯や高級旅館の脱衣所によく使われると紹介されていた。籐だけじゃなくて、竹素材のもあった。
こっちもいいかも…。「なんちゃって和風」の我が家が、高級旅館風になるなんて!

籐タイル
竹タイル
マヤヘンプ
麻のマットならどうだろう、いっそのことスノコを敷いちゃうのはどうだろう、とか色々考えたんだけどね。M社長が籐や麻を敷くのもいいけど、フローリングのムク材も十分耐水性があると言うので、結局洗面所もフローリングにすることにした。しかもあえてメインに敷くナラ無垢よりも柔らかい杉に!



ほとんど大人二人でしか使わない洗面所だし、いい大人なんだから、お風呂からあがって洗面所の床をびしょびしょにしちゃうなんて、もうしないだろうと思ってのことだけどね。(でもGならやりかねない) ナラばっかり見てたのでちょっと飽きて、杉も選んでみたかったというかね。

3Fの洗面所はクッションフロアを貼るべくもう下地材を貼っていたので、それを剥がすという無駄な作業が発生してしまった。下地材の上に杉を乗せるのでいいからと言ったんだけど、「段差のない家にするんだからイヤ」とM社長に言われ、ダメでなくイヤってところに感動して、やり直しをしてもらった。

決定1週間後にはもう塗装
色々あってやっと決めた洗面所の床だけど、塗ったら昔の学校の廊下風になっちゃったけど、なかなか満足しているよ。

あとはどんなに酔っぱらってもお風呂からビシャビシャであがって来ることのないように、うちのおじさん(G)を厳しくしつけるだけだ。


超狭小住宅ブログ集へ←超狭小住宅建築中の他の皆さんのブログ。うちより狭い所もあって、とっても参考になる。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...