2010-08-04

西向き8畳ひと間の仮住まい哀話2 ゴキブリへの対処法

元の家でもゴキブリはよく侵入してきた。なんせ家がゆがんで網戸がきちんと閉まらなかったので、外から飛んで入ってくるのだ。それもカラダを傾けずに水平のまま。そのたびに私は壁に張り付き、居れば夫を呼び、いなければへっぴり腰で退治していた。ひと夏に3-4回もそんなことがあっただろうか。

仮住まいのアパートは棟ごと10年以上空き家だったので、ゴキブリは出ないだろうとたかをくくっていた。私のリサーチによれば、ゴキブリは水分が無いところには出現しないという。水道栓も排水溝も固く錆びついていたくらい水気が無かったアパートだ。やった♪ ゴキブリ知らずの夏が過ごせるぞ。

だから、8畳ひと間の狭いアパートで、目の前の壁を真っ黒いゴキブリがスススと這っているのを見た時には腰が抜けるくらい驚いた。狭い部屋でまぢかに見るそいつは何と大きく見えたことか。その時も、その翌日にまた出た時にも、その翌々日にまた出た時にも幸いにも夫が居たので、私はあっち、そっちと言うだけで取ってもらえた。(夫のゴキブリ捕りはホントにヘタクソなんだけど、まあいい) でもいつ私が一人だけの時に出るかわからない。そこで、なんでこんなに出てくるんだろうと考えた。

どのゴキブリも、動線は一緒だった。玄関から奥に向かってだ。玄関からコンニチハと入ってくるんだろうか?
玄関をよく見ると、ドアの下に隙間がちょいと空いていることがわかった。最後の住民が寒さしのぎに付けたであろう隙間ふさぎテープが、半分くらい千切れて無くなっていたのだ。そこはすぐにふさいだ。そして、玄関周りに木酢液をジャボジャボとかけた。
木酢液の木が焦げるのと同じ匂いは、人間以外は寄りつかなくさせるという。実際に前の家では、裏にウンチをしまくる野良猫よけに使っていたし(キャップ一杯で1週間は防げた)、隙間の開く網戸の周りにもスプレーしていた。
木酢液を今のアパートの玄関周りにジャボジャボかけて以来、まだゴキブリには遭遇していないよ。夕暮れ時にドアを開け放つのが好きだけど、その時には忘れず木酢液をスプレーするようにしている。人間には翌日には匂わなくなるけど、効果は数日続くようだ。これからも忘れず木酢液をジャボジャボとドアにかけなくっちゃ。
木酢液は1Lで1000円-2000円とちょっと高いけど、これでゴキが寄って来ないのならいくらだって買うわ。

ちなみに不幸にもゴキが出てしまった時には、うちはキッチンハイターをかけます。台所用洗剤もそうだけど、こういった液をかけると、ゴキブリは窒息して死ぬんだそうで。だからなるべく後ろからかけるのがいいんだそうです。でも狙って後ろに命中させるのってすごく難しいので、結局はそこいら中がキッチンハイターの泡だらけになっちゃうんだけどね。それでも殺虫剤を煙幕のように振り撒いたり、洗剤をベトベトになるまでかけちゃうのに比べて、消毒にもなるし余分なハイターはさっと拭くだけで取れるし、なかなか役に立つよ。お試しあれ。


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